1979年は福永洋一氏にとっては桜花賞3連覇を目指す年でした。
騎乗候補の1頭がマリージョーイでした。2連勝(山内研二氏騎乗)の後、3戦目は福永洋一氏で9着(ただし初の不良馬場)に敗れ、出直しの4戦目でした。
当日は良馬場で、6番人気でした。当日テレビ中継を見ていたのですが、最後の直線で落馬事故が起こりました。福永洋一氏は全く動かなかった記憶があります。なかなか情報が入ってこなかったのですが、しばらくすると杉本清アナウンサーが、「舌を噛み切ったとの情報が入りました。」的なことを言いました。「自殺の方法として舌を噛み切る」ということを何か(テレビのドラマ?)で聞いたことがあったので、「福永洋一氏は死んでしまうのか」とどきどきした記憶があります。
結局、一命はとりとめ、リハビリ等もテレビで見た記憶はあったのですが、残念ながら騎手生命は絶たれました。
以上